





妻を亡くしたエド(ロバート・デ・ニーロ)は彼の娘サリー(ユマ・サーマン)の家族と一緒に暮らすために引っ越すことになる。孫のピーター(オークス・フェグリー)は、始めはおじいちゃんと暮らせることを喜んでいたものの、自分は部屋を明け渡し、屋根裏部屋で暮らすことを知り激怒。ピーターは、エドを追い出すために手紙を書き、宣戦布告。ピーターは、おじいちゃんが部屋を明け渡すようにあの手この手で攻撃をしかけるが、あまりにも度を越したイタズラにエドも激怒。悪友ジェリー(クリストファー・ウォーケン)の悪知恵を借り、ピーターに報復を始める。
二人の部屋をかけた小さな戦争は、やがて隣人を巻き込み大騒動へと発展していく!果たして勝つのはエドか、ピーターか!?決戦の火蓋が切って落とされる!!


1943年8月17日生まれ、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身。1969年、ブライアン・デ・パルマ監督『御婚礼/ザ・ウェディング・パーティー』を皮切りとして数多くの長編映画に出演。その素晴らしい演技が批評家たちの目に留まり、『バング・ザ・ドラム』(73)でニューヨーク映画批評家協会賞助演男優賞を、マーティン・スコセッシ監督『ミーン・ストリート』(73)で全米映画批評家協会賞助演男優賞を受賞。1974年、『ゴッドファーザーPART Ⅱ』で、若かりし頃のドン・ヴィトー・コルレオーネ役を演じてアカデミー賞®︎助演男優賞を受賞。1980年、マーティン・スコセッシ監督『レイジング・ブル』ではジェイク・ラモッタ役の見事な演技でアカデミー賞®︎主演男優賞を受賞した。アカデミー賞®︎ノミネートは以下5作品。マーティン・スコセッシ監督の傑作『タクシードライバー』(76)、マイケル・チミノ監督の『ディア・ハンター』(78)、ペニー・マーシャル監督の『レナードの朝』(90)、マーティン・スコセッシ監督による名作『恐怖の岬』(62)のリメイク版『ケープ・フィアー』(92)、デヴィッド・O・ラッセル監督の『世界にひとつのプレイブック』(12)。『世界にひとつのプレイブック』では助演男優賞、その他作品では主演男優賞のノミネートとなる。また2009年、その卓越した演技を評価され、ケネディ・センター名誉賞、ハリウッド映画祭より贈られる主演男優賞(2012年に助演男優賞で再び受賞)、英国映画テレビ芸術アカデミー主催ブリタニア・アワードのスタンリー・キューブリック賞を受賞。更に2010年、AARPマガジン主催の“大人のための映画賞”では特別功労賞を授与された。2011年のゴールデングローブ賞ではセシル・B・デミル賞を受賞。第64回カンヌ国際映画祭では審査委員長を務めた。近年の出演作は、『アメリカン・ハッスル』(13)、『ラストベガス』(13)、『ダーティ・グランパ』(16)、『マイ・インターン』(15)、『ジョーカー』(19)、マーティン・スコセッシ監督との9回目のタッグとなるNetflixオリジナル映画『アイリッシュマン』(19)、など。また日本では、『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』(20)が2021年6月4日より全国公開予定。
また、デ・ニーロは、自身の製作会社トライベッカ・プロダクションズや、1988年にジェーン・ローゼンタールと共同設立したトライベッカ・フィルム・センターの他、2001年、世界貿易センターへのテロ攻撃を受けて、ローゼンタールとクレイグ・ハトコフと共に発足させたトライベッカ映画祭の発展に志を持って尽力している。トライベッカ映画祭は、毎年行われる映画、音楽、文化の祭典を通じて、ロウアー・マンハッタンの経済と文化の復興を後押しすべく創設された。映画祭の使命は、ニューヨーク市を映画製作の主要地として発展させ、映画製作者たちができるだけ幅広い客層にアピールできるよう後援することである。デ・ニーロはトライベッカ・プロダクションズを通じて製作、監督、俳優などを兼任し、様々な作品をつくっている。1992年にはテレビ部門の発足と共に、高評価を得たテレビシリーズ「TriBeCa(原題)」を製作し、デ・ニーロは製作総指揮に名を連ねた。また1993年、トライベッカ・プロダクションズ製作の『ブロンクス物語/愛につつまれた街』で監督デビュー。その後の監督作『グッド・シェパード』(06)では、マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリーと共演した。


1970年4月29日年生まれ、アメリカ合衆国マサチューセッツ州出身。これまでラブコメ、ドラマ、SF、アクションなど様々なジャンルの映画に出演してきた。1985年12月と1986年5月にイギリス版「ヴォーグ」誌の表紙を飾った後、1987年『ミッドナイト・ガール』でスクリーンデビュー。1994年、『パルプ・フィクション』でアカデミー賞®︎、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞の女優賞にノミネートされ国際的に認められた。クエンティン・タランティーノ監督のミューズとして称えられ、同監督と『キル・ビル』(03)、『キル・ビル Vol.2』(04)で再タッグを組み主役を好演。この演技で2つのゴールデングローブ賞女優賞にノミネートされた。主な出演作は『ガタカ』(97)、『レ・ミゼラブル』(98)、『プロデューサーズ』(05)、ラース・フォン・トリアー監督『ニンフォマニアック』(13)、『二ツ星の料理人』(15)など。また、2011年には、第64回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて審査員の1人を務めた。


1970年4月21日生まれ、アメリカ合衆国ケンタッキー州出身。俳優、コメディアン、元米海兵隊予備役。ケーブルテレビ局コメディ・セントラルの『ザ・デイリー・ショー』(2006〜08年まで特派員として)、『サタデー・ナイト・ライブ』(2004〜05年までキャストメンバーとして)への出演でよく知られる。コメディ映画では、『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』(08)、『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(09)、『迷ディーラー!?ピンチの後にチャンスなし』(09)、『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』(10)、『21ジャンプストリート』(12)、『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』(14)、『リアル刑事(デカ)ごっこ in LA』(14)などに出演している。コメディ映画以外でも、『ミッドナイト・サン〜タイヨウのうた〜』(17)、『ホース・ソルジャー』(18)、長編アニメ『モンスターホテル』シリーズ(12,15)では声の出演もしている。


2004年11月11日生まれ、アメリカ合衆国ペンシルベニア州出身。2014年、『アイアン・ソルジャー』でスクリーンデビュー。同じく2014年、『あなたを見送る7日間』ではジェイソン・ベイトマンの子供時代を演じる。そのほか、ディズニー作品『ピートと秘密の友達』(16)では少年ピート役を演じ、トッド・ヘインズ監督『ワンダーストラック』(17)では主演を務めた。また、『ザ・ゴールドフィンチ』(19)では、アンセル・エルゴート演じる主人公テオの幼少期を演じた。


1943年3月31日生まれ、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身。キャリアを通じて数々の受賞歴やノミネート歴があり、『ディア・ハンター』では鬼気迫る演技が評価され、アカデミー賞®︎助演男優賞を受賞。『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02)でも同じく助演男優賞にノミネートされた。その他の主な出演作は、『アニー・ホール』(77)、『007/美しき獲物たち』(85)、『トゥルー・ロマンス』(93)、『パルプ・フィクション』(94)、『スリーピー・ホロウ』(99)、『ヘアスプレー』(07)、『ジャージ・ボーイズ』(14)などがある。映画以外では、シェイクスピア劇『ハムレット』、『マクベス』、『ロミオとジュリエット』、『コリオレイナス』では主役を演じた。また、「サタデー・ナイト・ライブ」のゲストホストとしても人気が高く、7度司会を務めている。マドンナやファットボーイ・スリムなど人気ミュージシャンのミュージックビデオにも出演している。


1946年7月13日生まれ、アメリカ合衆国カルフォルニア州出身。風刺やカウンターカルチャーをネタに笑いを誘う傍若無人な2人組チーチ&チョンの1人として最もよく知られる。映画監督、作家、ミュージシャン、美術品収集家、人道主義者であり、エンタメの枠を越えて、あらゆる方面で活躍している。1973年にグラミー賞最優秀コメディ・アルバム賞を受賞したあと、映画界に進出し長編映画8作品で主演を務めた。『チーチ&チョン/スモーキング作戦』は、コメディ映画部門で1978年の最高興行収入を記録。その他の主な出演作は、『スパイキッズ』シリーズ(01、02、03)、『カーズ』シリーズ(06、11、17、声の出演)、『リメンバー・ミー』(18、声の出演)など。


1958年5月31日生まれ、アメリカ合衆国ミネソタ州出身。映画監督、脚本家、アニメーター、プロデューサー。代表作はテレビシリーズ「ロッコーのモダンライフ」(92~96)、「カブラーム!」(96~98)、「スポンジ・ボブ」(99~)など。映画では『スポンジ・ボブ/スクエアパンツ ザ・ムービー』(04)、『イースターラビットのキャンディ工場』(11)などで監督を努めた。

マルセイユ大学で語学と美術史を学んだ後、紆余曲折を経て、一流ドレスメーカーのフィリップサルベで見習いとして働き始める。数年後、自身のレーベルでデザイナーを務めた後、急成長を遂げているトロントの映画産業から声が掛かり、挑戦を決意。以来、クリエイティブな共同制作の現場で活躍している。ハーガトンにとって衣装デザインは自身のアートへの愛と、古今のファッションについての知識を両方発揮できる仕事であり、特に文化や歴史的な要素に触れた時代物の作品に情熱を感じている。過去20年にわたり、以下のテレビ番組や映画に関わった。『ハンニバル』(01)、『おてんばエロイーズ/キラキラ星のダンスパーティ』(03)、『キャプテン・ウルフ』(05)、『ROCKER 40歳のロック☆デビュー』(08)、『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』(07)、『ANON アノン』(18)など。

アメリカ合衆国ニューヨーク州出身。代表作は『メン・イン・ブラック2』(02)、『マスク2』(05)、『エルフ~サンタの国からやってきた~』(03)、『アメリカン・ピーチパイ』(06)、『ウィッチマウンテン 地図から消された山』(09)など。

アメリカ合衆国ミシガン州で生まれ育ち、建築と建設の経歴を持つ。サンディエゴに移り住み、演劇やテーマパークで催されるライブ・ショーの舞台デザインを手掛けた後、映画のプロダクションデザインを志す。ロサンゼルスに渡り、カリフォルニア芸術大学でファインアートの修士号取得を目指しながら、南カリフォルニア大学映画芸術学部で大学院専門科目を受講。卒業後すぐ短編映画のプロダクションデザインを多数務め、早々に長編映画の美術部門に引き抜かれた。これまで担当した主な作品は、『ハンガー・ゲーム』(12)、『ハンガー・ゲーム2』(13)、『おとなのワケあり恋愛講座』(16)、『セル』(17)、『500ページの夢の束』(17)など。

1960年生まれ。ハロルド・ライミス、ジャド・アパトー、スティーヴ・カー、デヴィッド・ザッカーなど、名だたる監督たちの作品で編集を行ってきた。編集に携わったヒット作は『恋はデジャ・ブ』(93)、『アナライズ・ミー』(99)、『ドクター・ドリトル2』(01)、『最終絶叫計画4』(06)、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(11)など。

キャリア開始は1987年。アシスタント・サウンドエディターとして初めてポストプロダクション業務を担当。その後、地位を確立して画像編集に身を転じ、編集者や監督と編集作業を行う機会を得た。『2012』(09)の編集では、ゴールデン・サテライト賞にノミネートされた。その他の主な作品は、『魔法の恋愛書』(12)、『アイアンマン3』(13)、『ベガス流 ヴァージンロードへの道』(14)、『ブラザー・ミッション-ライド・アロング2-』(16)、『ベイウォッチ』(17)など。また、視覚効果エディターとして、『インデペンデンス・デイ』(96)、『デイ・アフター・トゥモロー』(04)、『GODZILLA』(14)、などにも携わる。